記事執筆時、台風が近づいています。コロッケでも作った方がいいのかと悩んでいます。たにしです。
7月のとある日。
かわず氏「夜景を撮ろう。森本インターとか」
森本インター。
つまり、光線ビュンビュン飛ばして入れられるわけですね、わかります。
というわけで森本インターを撮りに行ってきました。
森本インター「が」みえる場所
さて、森本インターを撮りに行くからといって、森本インターにいるわけではないのです。
森本インターが見える……そう、少し小高いところに行かねばならないのです。
つまり、山のどこかから……!!(※ちゃんと展望台あります。)
山側環状を折り、曲がりくねった道を抜け……怪しい工事現場を横目に山へ山へ。高く高く。
割れた車止めのあるところで、ギアをパーキングに入れる。
エンジンを切れば、かすかな水の音。
ちょろちょろちょろ……
ぴちゃんぴちゃんぴちゃん……
ざわざわと竹の葉が蠢く。
木の幹と幹の間にはただただ闇。
……本当にここで撮るのか……?
熊出るんじゃないのこれ。
かわず氏「何か音楽かけようかね?」
たにし「まかせろ!! ハンゲハラハレイーだな!!」
かわず氏「やめろ」
※「ハンゲハラハレイー」とは「ひぐらしがなく頃に」という萌えアニメの初期OPの前奏である。聞こえ方は人それぞれ。空耳アワー。
ゆるゆると三脚を用意し、撮影を始めました。三脚を据える位置こそ暗いですが、眼前にはうねる森本インターが煌々と輝いているのです。
ハンゲハラハレイーを流しながら、レリーズで長時間露光を開始。
使用レンズ:ISCO – GÖTTINGEN EDIXA ISCOTAR 50mm/f2.8
オールドレンズ(しかも35mm換算で75mm)で夜景を撮る狂気。
かわず氏「……ハンゲハラハレイーはダメだ」
たにし「ならハレ晴レユカイ? 踊れるのか?」
かわず氏「踊れるよ。踊る?」
たにし「やめてください、三脚に振動が伝わるんでやめてください」
かわず氏「ガチかよ」
そのうち暇をもて余したかわず氏は、「迫りくる人魂を撮る」と言いながら、人魂ポートレートにいそしみ始めました。
そして。
ここで。
たにしのレリーズが、ボタンを押し込んだ状態から戻らなくなりました。(現在はかわいいマスキングテープで補強飾りつけて使ってます)
ひぃぃぃ買ったばかりなのにぃぃいいぃぃ!!
そしてさらに、バッテリーの充電を忘れたために、70Dたんもお休みモードに!!(この時期は撮影が続き、バッテリー充電まで気が回らなかった模様です。いつもは予備に1本持ち歩いてるのですが、それも忘れてしまい……)
あまりにも萎えぽよ。
初めてのインターの撮影の為、比較明合成の素材になるような撮影もままならぬ……くぅ……