タニシとカワズの田んぼ生活

とろとろタニシとかわかわカワズの不思議な日常

タニシとカワズの田んぼ生活

Enjoy the Locals.

2020/6 初夏の河で貝を拾う

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熱い熱いある日、川に行けば冷たくて気持ちがよいと思って川にいってみた。

 

石川県には3つの有名な川がある。広く穏やかな犀川、下町を流れる浅野川、少し離れた小松を流れる雄大手取川

今回は家から近い大桑町付近を流れる犀川に行くことにした。

ここには有名な貝塚がある。小さいころ化石堀と称していった記憶があった。果たして化石はあるのか、太古のロマンに触れることはできるのであろうか。

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たにしが撮影したかわずの雄姿。

巻き上げる土煙がいい味を出している。先に待ち構えるのは先住民か!?

ここは大桑層(おんまそう)と言って全体が砂や粘土質で構成されており、大量の貝殻や2014年には鯨の頭部の化石が出土したらしい。

と、Wikiに書いてあった。

歩けばわかるが、本当に砂地で、穴だらけの地面はところどころに水固まっていてアメンボや鮎などがたくさんいる。

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お魚がたくさんいた。釣ろうとしても釣れないだろうな

なかなか化石が見つからない。なぜだ。熱い熱い

ソルティーライチもなくなった。どうしよう

 

とおもったら!あったぞ貝だ!!!!!!

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少しくぼんだところにたくさんの貝が出土していた

これが悠久の時を経て出土した貝なのか。なぜこんなところに!?

かつては海だったのか!?それともはるか昔の埋立場なのか!?

しかし、相当昔のものでも原形をとどめていることに驚き。

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かわずの手。時計はセイコークラウン。国からの10万円で買った

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この石、すごくて木の化石と貝の化石が一緒になってた。

でも、たぶん石じゃなくて粘土の塊

ひとしきり、BBQしたり川に飛び込んだりしている先住民リア充を尻目に化石で興奮した後に付近を散歩していたら、実に日本的な夏の風景を見ることができた。

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田んぼと軽トラこれだけで日本だ。もちろん構図は考えていない

そういえば、犀川では砂金が採れるそうだ。かわずが石川県に戻ってきて3年。いよいよお金がないときに本気でAmazonでパンニングセットを買おうとしたことを思い出した。砂金とって換金して小遣いにしたい夢。それは今もほしいものリストの中に眠り続けている。

が、子供と砂金を取りに来ている親子がいたから、思わず親近感を持って話しかけてみた。

かわず「あなたも砂金を探しに来たのですか?」

大きい人間「子供の自由研究に」

かわず「採れましたか?」

大きい人間「・・・・^^」

かわず「そうですか^^;がんばってくださいね」

 

とれないか、、、でもパンニングしたい。

 

さいごに、川の雰囲気のわかる写真を1枚

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この川のどこかに見たことのない化石と金が隠れているんだ!たぶんね