写真を撮ればよくピントを外します。あ、AFでもです。
たにしです。
コロナによる石川県内縛りを思い立ったのは5月くらいだと思います。そうなると、時の流れは早いです。
霜月の後半戦に、大野に行ってきた話。
あ、大野は大野でも醤油で有名な、金沢の大野町です。
雲海で有名な福井の大野じゃないよ!!そっちも行きたいけど!!
たにしは歴史・地理に疎いので、金沢の大野=醤油ソフトのイメージでした。(食べ物ばっかりか)
残念ながら今回は食べなかったのですが、醤油蔵を含め、街並みに古い趣のある場所です。
北前船が寄港する場所だったという大野町。(そも『北前船』が分からない時点で歴史の知識お察し)
到着した頃には、大分日も傾いていました。
おっとこれはエモい予感……と、EOS70D×AUTO YASHINON DX 50mmを構えるたにし。
駐車場を発見。少し停めて歩くことになりました。
釣り人がたくさんいました。今、外で密を避けて遊べるってことで釣りが流行ってるんですね。
たにしとかわず氏の中ではフォトウォークが流行ってます。
え? 前からだって? 失敬失敬。
かわず氏「あのビニールハウスを撮ればエモいのが撮れるに違いない!」
たにし「ほう……?」
醤油団地を目指してふらふらと歩きます。
こういう、お空を切り取るのも好き。
ゆずでしょうか?
年季の入った看板。
差し込む夕日に。室外機の錆びに。年輪が浮かび上がる木の戸に。
何かを心に留めておきたくてシャッターを切っては歩いていきます。
気付けば船着き場。
この、空の色が、青から緑、黄色を経て桃に紫にと変わっていく色味が好きです。
かわず氏「そろそろ戻るか」
たにし「そだね」
薄暗く、どこをどう歩いたかも不確か不明瞭。
かすかにするのは、醤油の匂いだったのか、それともどこかの家の晩御飯だったのか。
ふらふらと歩けば、やはり大野町で目立つ煙突があります。
石川県でお弁当買ったら、ついてる醤油はたいていヤマト醤油味噌さんのような気がします。
ヤマト醤油味噌さんは発酵食品を取り扱った売店と食堂を併設しています。この場所を中心に、荷下ろしの船着き場があったり倉庫があります。
もちろん醤油ソフトの看板もあったんですが……
たにし「あ、財布がない」
阿呆なたにしは、財布を車に置いてきてしまいました……
遠くに海キリン。
大野町は金沢港の近くなので、金沢港クルーズターミナルが目と鼻の先(車で5分くらい)にあります。
こうした整列したものがあると切り取りたくなる。
かわず氏「わかる」
ヤマト醤油味噌さんの横を抜けて歩けば、海沿いの緩やかな坂道に出ます。
駐車場へとたどり着いた時、まだ釣り人は絶賛お楽しみ中。
かわず氏「じゃあ道なりに帰るか」
たにし「そうだな……この先に、船を浮かべてる公園があるらしいんだが」
かわず氏「そこに行ってみるか」
大野町で有名な場所として、大野からくり記念館があります。
行ったことはないんですが、その道中に、大野お台場公園があります。
駐車場をみつけて歩いていると、砲台(のオブジェ?)を発見。
喜ぶかわず氏。
カメラと悪戦苦闘するたにし。
説明書きもあったのですが、文字がかすれて読めない上、落書きもされてました。
おお。確かに、船が浮いている……!!
調べたところによると、人工的に海水を引いているらしいです。
船のモチーフは北前船だとか。船の上に行くこともできます。
しかしピントがずれて(ry
大野町は前に来たときは夏のカンカン照りの昼間だったのですが、夕方に来ると、寂しくて懐かしい雰囲気がありました。
あれですあれ、よくテレビ見てたら、「あ、なんの映画のCMかな?」と思って見入ったら、二○堂だったとかあんな雰囲気。(雑すぎる)
たにしは二○堂のCM大好きです。
余談。
かわず氏「はぁっ?! なんだこのラインナップ……!! カメラのキ○ムラにオールドレンズがあふれているらしい。保護しに行くぞ!!!」
2020.11.22写真だけでは伝わらない空気感を動画で残すためにyoutubeをはじめました。