たにしです。
なぜ、1つ110円のパックワインは、コンビニの220円のワインよりおいしいのでしょう? まあワインは舌に合うかどうかだって、某探偵漫画でも言っていた気がします。(バーローの方だったか、じっちゃんの方だったか……)
今日は、先日現像に出して帰ってきた、フィルム写真の話。
たにしは、一応フィルムカメラを持っています。PENTAX KMという子なのです。
夏に撮った、フジの400の写真があがってきたので書いてみます。
FUJIFILM フジカラー PREMIUM 400 27枚撮り 135 PREMIUM 400 27EX 1
たにしはデジイチスタートです。
なので、お恥ずかしながら、ISO(感度)とかシャッター速度とか絞りとか適正露出とかちんぷんかんぷんでした。
ですが、フィルムカメラをしてみると、なるほど、デジイチの設定はこのフィルムカメラがベースになっているのねと納得することが多いです。
阿呆なたにしの適当な感覚だと、
適正露出(普通な写真)を撮るための光を集めたい。
1.フィルムのISOは決まってるよ(ISO100→日中めちゃくちゃ明るい時用、ISO400→明るい時~曇りでもいける、ISO800→そこそこ暗くてもOK)
2.ぼかそうかな、かちっと決めようかな?(絞りの調整)
3.わお露出計が振り切れてるぅ。シャッター速度で光の量を調整しよう。(あとは脇を締めること)
こんな感じです。かわず氏に叱られそうです。適当なこと言うなって。
でもたにしはこんな感じで撮ってます。
特にISOに関しては、デジイチだと「とりあえず1000はやめとこうかな」くらいの感覚なので、フィルムをやってみて「感度とは何ぞや?」がふんわりとわかった気がします。ふんわりと。ふんわりとですよ。
デジイチでなんとなくしていたことも、フィルムでは必須なので、とても勉強になります。
なにより、デジイチよりも「光を捕まえる」「光を閉じ込める」「時間を閉じ込める」感覚があって、まるで宝物を集めているかのような気分を味わえます。
現像した写真を見るのは、さながらその宝箱を開ける行為に近いのではないでしょうか?
さて、たにしが開けた宝箱は、夏の記録でした。
富士フィルムのISO400。とりあえず日中から夕方ならこれにしとけ感あります。
フィルム独自の個性的な色については、残念ながらまだつかめていません。
(すでに記事を書いているものはリンクを貼りました。のすたるじーを感じながら見てもらえると嬉しいです)
デジタルのような、目も見張るような青ではないですが優しいです。でも鳥にはピントが合ってます。たにしの腕がこわい。ビギナーズラックですね。
意図してはいないのですが、少しセピアがかっている気がします。それが余計にノスタルジーに……
2020/8 かほく潟のひまわり村
2020/8 鳥越のひまわり畑
2020/8 輪島へ
巌門の売店にて。
世界一長いベンチのところ。
時期によっては、桜貝をたくさん拾えるそうです。
鴨ヶ浦で見た夕焼け
2020/8 いつ撮ったとか、実は記録がないのですが。
この日はカメラを持って、UFOを買いに行ったことだけは覚えています。(笑)
宮野さんのUFOのCMを見て、「いや食べないといけないだろう、これは」と。
とても暑い、真夏の昼間。
使ったレンズのことまで書ければいいんですが、残念ながら、デジイチと違って記録が残りません。(縛りプレイで撮っても楽しいのかもしれません)
フィルムを使うと、かわず氏が言っていたことを思い出します。
「フィルムカメラはその時の光を焼き付けるのだ」と。
たにしはまろんとかわからないので、「いや、光を焼き付ける対象がフィルムかセンサーかの違いで、その場を切り取る行為は一緒なのでは???」とか思ってしまうのですが。
この宝箱を開けて見返した写真が持つ『特別さ』は、シャッターを切った人が一番知っているのではないでしょうか?