タニシとカワズの田んぼ生活

とろとろタニシとかわかわカワズの不思議な日常

タニシとカワズの田んぼ生活

Enjoy the Locals.

2020/12  憧れのススキを求めてーSMC TAKUMAR 55mmf1.8とのお散歩ー

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憧れのススキを求めてーSMC TAKUMAR 55mmf1.8とのお散歩ー

 カワズは人間界で生きているときは金沢市を縦横無尽に車で走り回るお仕事をしてます。金沢市には大きな川が2つあります。

犀川浅野川です。犀川はとても雄大で運転中の眼下に広がる秋のススキは数年前から一度近くで見たいと思っていました。

 

そこで相棒のタニシと愛用のカメラ達(!)とともに大豆田のススキの群生地へ出かけました。

 

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実は皆さんススキと思っていますが荻という植物です

そう!オギ!ススキではないのです。が、ススキといったほうが通じますのでもうススキでいいと思います。(ごめんよオギ・・・)

 

この浅い写り、ススキの柔らかな姿ともあいまって秋らしい(もう12月!)写真に見えませんか?撮って出しですが、この付近には辺り一面ススキが広がっておりなんとも幻想的です。

 

SMC TAKUMAR 55mmf1.8をEOS6Dに取り付けて撮影をしています。

この日はほとんどこの組み合わせで撮影しました。少し際にカビが生えたレンズですが、ソフトな効果も多少出ている気がします。

 

 

その後、近くに市民芸術村という写真展や撮影会でよく利用されるところに行ってきました。

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あざとい水道写真。でも撮りたくなります

日が傾き、ちょうど西日となっておりカメラを水平に構えたときにゴーストが出やすくなっていました。

ちなみに、ゴーストを出すにはファインダで除いた際に4隅の際に近いところに光源(太陽)を配置すると出やすいです。日が高いとカメラを上に向けなければならず、地上のものとカラメる野が難しいのです。直接ファインダーを太陽で見ないようにしましょう。(タニシのようにムスカ状態になります)また、ミラーレスの場合はセンサーがムスカになる可能性があります。

 

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照り返しが好きなかわず。下ばっかり見てた

オールドレンズで人気のスーパータクマーですが、私のはSMC

SMCはSuper Multi Coated の略称でレンズのガラスに多層のコーティングがしてあります。コーティングは金属の蒸着物でレンズの中を通った光の透過率を高めたり、滲んだり、ゴーストが出たりすることを抑える働きがあります。最近のレンズはほぼ全て多層コーティングされています。

なのでスーパータクマーよりもSMCのほうが光学的に優れています。

が、なぜスーパータクマーのほうが人気なのか?それはゴーストや光のにじみなど、現行レンズでは描写できないクセを持っているからだと思います。ああ、スーパータクマー!カワズもほしい!

でも、ジャンクカメラセットについてきたSMCでもふるいから何かできるはず!と思い使ってみました。スーパータクマーほどではないにせよなかなかやわらかい描写を一日中楽しませてくれました。

タニシのAUTO YASHINON DX 50mmf1.7 はMC(単層コーティング)ですのでスーパータクマーと似通っています(レンズ構成はまったく異なりますが・・・。タニシのYASHINONはその日、最高に輝いていました。

ちなみにYASHINONはとタクマーは同じM42マウントですが、6DにYASHINONは取り付け不可能です。後ろ玉が無限遠に近づくとフルサイズのミラーに干渉して撮影ができません。それを知らずに何度か撮影をしてカメラを痛めつけてしまいました。最悪ミラーが割れたりエラーコードが出て工場送りになります。

こんな点ではAPS-Cのタニシの70Dがうらやましくなります。

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リア充も誰もいませんよ・・・

さてさて、一日中撮影を楽しんだ後は野々市に昨年できたナウでヤングなKOUMINKAN! 野々市1の1に繰り出しました

ライトアップを撮りたかったのです。

お店はやっていませんでしたが、ライトアップはとてもきれいでした。

このときはEF 35-135mm f/4.0-5.6 USMで撮影をしていました。

寒いしさくっと撮りたかったからです。このレンズも1990年生まれの30歳のレンズです(2020現在)ある意味オールドレンズといえますね。逆行時のクセやにじみはほとんどわかりませんが、ディストーション(ゆがみ)はありますね。6Dとの外観の親和性も高くかっこいいレンズです。カワズはカメラ自体の美しさも求める変態さんです。

 

いつまでたってもレンズやカメラのことは書いてしまいそうなので、今日はこの辺で・・・年末が忙しくブログの更新がタニシ任せになっているのでチョコチョコ書けたらいい多と思ってます・・・