ディープスペースを覗くときディープスペースもまた・・・
兼六園のライトアップを見に行ったとき、ふと見上げるとオリオン座がきれいだったのです。
時刻は夜9時。
たにしとかわずは次の日も冒険に出かける予定を立てていましたので早々に解散する。
予定でしたが、星を見たいかわずはたにしに星を撮りに行こうと提案しました。たにしはノリのいい貝なので快諾してくれました。
ただとってもきれいなお空ですが、せっかくなので赤道儀を取りにおうちに一時帰宅。たにしとは現地集合にしました。行き先は綿が滝の駐車場。山に囲まれ、街灯も少なく整地されているので良い場所なのです。
が、行ってびっくり雪で駐車場に入ることができませんでした。
うーむどうしようか・・・
その辺で撮影できそうな場所を探してい見ると田んぼのあぜ道で車を止めても問題なさそうな場所が見つかりました。
そこで撮影したM42星雲。冬の人気者です。肉眼でも見えて赤道儀なしでも赤い美しい姿を撮影することができます。
赤道儀とは回転する雲台で回転スピードを地球の自転と同じにすれば、時点に合わせてカメラが回転し、微弱な光の星雲も長時間露光であぶりだすことができるものです。ただ、この日は軸を地軸と平行にあわせることを中途半端に行ったうえにピントも甘く満足行く仕上がりにはなりませんでした。とっても楽しかったけどね。
赤道儀の回転軸と地軸を平行にするには赤道儀のスコープの中心を北極星に向ければよいのです。これを"導入"といいます。厳密には赤道儀自体の回転軸の調整が必要で、さらにわずかに北極星から地軸は偏差しているのですが・・・
その後たにしは巣に帰りましたが、カワズは車中泊を決め込んでいたのでさらにM51子持ち銀河の撮影に入ります。
トリミングしてみよう
ぼやぼやしていてもうれしいのだ!
ここまで写せるようになったのは初めてだからウヒウヒかわずはカップラーメンを食べてから道の駅白山さんに移動してあさまでねむったのでした。 このお話はここまで