タニシとカワズの田んぼ生活

とろとろタニシとかわかわカワズの不思議な日常

タニシとカワズの田んぼ生活

Enjoy the Locals.

2021/09/24 シン・ヱヴァンゲリヲンを見た

f:id:kawazutanishi:20200929222434j:plain

たにしです。

写真は撮りに行ってもブログはなかなか書けない。そんなものです。

さて、今日は秋分の日です。

今日はかわず氏と、ファンタビとシン・ヱヴァンゲリヲンを見ました。

見る前、かわず氏からは「見た人曰く、すべてが分かるようになっているらしい」と情報がありました。

 

見終わった感想。

たにし「なるほど、わからん

かわず氏「エヴァが終わった喪失感、知恵熱がでるにぃいい!!

 

以下はネタバレ含む感想です。

 

シン・エヴァヒロインはマリだった

全部見終わって、一番最初に思ったことは、

「長年論争になったであろう、シンジとくっつくのはアスカなのかレイなのかの論争をぶん投げるかのように、まさかのシンマリ!!」

神木ヴォイスになったシンジとの意味深な掛け合いと共に手を取り合って走り出すシーンは、まさに視聴者置いてけぼり。

たにしはテレビ放送版も見ていますので、アスカとレイがダブルヒロインだと思ってました。しかしそこでまさかのマリ。

でも、振り返ってみてみれば、破で出てきた時点で、役割は決まっていたのでしょうね。

ただ、「おい、どこでマリがシンジ好きになったんだよ、ちっともわかんねぇよ!!!」と、かわず氏と考察しながら盛大に突っ込みました。

劇中、マリが何度も意味不明な行動をしますが、なぜそんなことをしたのか、ちっともわからないままのラストシーンのあれ。

何回かつっこんでみて、ふと至った考えが、まさに救いがない。

「マリは、好きだったユイの忘れ形見であるシンジを手に入れたかった」と、いうのがたにしの考え。

※マリの正体については明言されておらず、考察の域を出ていないですが、漫画版の短編に登場しているそうです。(見てないので情報だけ)

その漫画では、マリはゲンドウとユイと学友だったことが分かっています。そして、マリはユイのことが好きだった、という描写があります。

 

この映画、庵野監督が艦隊バトルアニメやりたかっただけなのでは?

まあ、シン・エヴァ、艦隊バトルが多いこと多いこと。

エヴァガンダムみたいなロボットではないですが、スタイリッシュなロボットみたいなエヴァが敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げをするのがこのアニメだと思っていました。

しかし、謎の艦隊の多さ。宇宙船みたいなのも出てきますし、「これ知ってるエヴァのバトルシーンじゃない」ってなりました。

かわず氏に言ったところ、「庵野はもともと特撮大好きだから。仕方ないね」だそうです。仕方ないねー

映像そのものは何かものすごく圧倒されるものがありました。これは時間がかかる。

 

それあのシーンだよね?という、過去作品と同じ構図

たにしは一応、アニメ版も映画も全部見てきているので、いくつか「あ、このシーンは前作のこのシーンと対比してるのか」とか、「これが別の結末か」とか見えてきました。

アスカが最終決戦前にちぎっては投げ、ちぎっては投げをしているのは、例のみんなのトラウマを彷彿とさせます。(量産型のあれ)

アスカを救い出すシーンは、旧劇場版のあの海のシーンと似ています。あの時は拒絶でしたが。

アスカばかりですが、入浴シーンにエンカウントするのも前にありましたね。シン・エヴァでのクールすぎるというか枯れている反応が、ああ14歳じゃないんだなって感じさせられました。時間経過を感じる。

そういった比較を見つけながら見るのも楽しいです。

 

ゲンドウとシンジは似たもの親子

両方、コミュニケーション苦手な内気同士だったんですね。ユイさんがいれば、間を取り持ってうまくやっていたでしょう。それがあの世界線か。

これは過去と変わりなし。思ってた以上にゲンドウ孤独だったけども。

 

アスカの苗字が変わった理由

アスカ、クローンのうちの一体だったと後半で発覚しました。

両親がいないなら、惣流である必要はありませんね。

しかし、母親が発狂して子供(アスカ)と思っている人形と自殺するのと、初めから両親がいないのとでは、アスカ自身も違うものなのですね。根底の「家族に愛されたい、認められたい」は一緒。切ない。

 

最後に駅から飛び出していったのは、庵野じゃないのか?

いくつか考察動画を見たのですが、その中で、例のラストシーンは「世界的にもメタ的にも、エヴァから解放されるという表現」という考察がありました。

置いてけぼり感あるあのラストシーンも、なるほどそういう解釈もできるのですね。

たにし「それ、飛び出していったの庵野監督じゃないの???」

かわず氏「みんなが解放されているのに、俺はエヴァの呪縛に囚われてるにぃ!!(もだもだもだ)」

 

エヴァはループしていた

かわず氏曰く、「アニメ1話からループを彷彿とさせる描写があった」とのことです。レイが陽炎の向こう側にいるやつですね。

カヲル君があまりにも思わせぶりなので、ループだろうな、という思いはありましたが。名言されているわけじゃないので、「わかるか!!」と二人で突っ込んでいました。

結局、シンジがしたことは、エヴァがないけど時間経過はしている世界の構築なんですよね。それ何て円環の理???

かわず氏と一緒に頭抱えてウンウン言うはめになりました。

 

 

エヴァが用語が多いので、気を抜くと「???」となるのが困ります。まあその分何度も見返せるのですが。

アマプラを入れたので、あと何回か見直すことになりそうです。

ただ、25年の歳月を経て完結した、エヴァは非常に人気も影響力もあるアニメであることは感じました。