2021/09/20 コスモス、そして白の彼岸花で宇宙を感じた。
たにしです。
去年、今年と写真を撮る回数が段違いに増えました。4TBあったはずのHDDの容量も今年中に埋まることまったなしです。
しかしRAWデータは捨てられない……あるあるだと思います。
玉鉾のコスモスロード
さて、「まだ蝉が鳴いているので夏だ」と言いはるかわず氏をよそに、たにしは秋の気配に怯えています。
コスモスを撮りに行ってきました。
たにし「今年は600mmでスタートするでつ(フンスフンス)」
去年もってなかったレンズから投入。
SIGUMA 150-600mm F5-6.3 DG
風強すぎてめちゃんこ揺れる。
はじめは超望遠で頑張ってましたが、この日はやや気温が高いことと、やっぱり重いこともあり、早々にボケモンへとレンズ交換。
PENTACON electric 2.8/135 MC
……すごく、贅沢な悩みなのですが。
実は、たにし、このコスモス撮影スポット、四回目くらいなのです。
同じ風景、同じコスモスを撮ることにガチで飽き始め、わがままを言い始めます。
たにし「かわいい女の子とコスモスのポートレートを撮りたいにぃ(じたばた)」
かわず氏「いや、ここに最適な被写体がいるでしょうよ!」
光に透ける髪とかスカートとか撮ってみたい衝動。でもたにし、コミュ障なので、女の子のポートレートとか、絶対無理です。
SIGUMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
お花のうなじを撮るのが好きです。
ちょっと欠けるコスモスもまた愛おしい。
ちょっと離れた位置に行くと、キバナコスモスも咲いています。
この日は風が強く、運良ければいるスズメガ(かわず氏の本命被写体)やアゲハチョウはまったくおらず。
ちょっとマンネリ化したたにしとかわず氏は、ほどほどのところで移動することにしました。
新幹線の見える丘公園
この日は玉鉾のコスモスロードと、光林寺の彼岸花の二本立ての予定でした。
しかし、光林寺に行くには少し時間があるということで、とりあえず津幡の方へ。
津幡には、新幹線の見える丘公園という場所があります。
とうとう鉄道まで手を出したか感否めません。
でもそこに撮ったことがないものがある。ならば撮りたいじゃあありませんか。
しかし、三脚はないので手持ちチャレンジです。
この後、スタンプラリーを兼ねて、道の駅 倶利伽羅 源平の郷へ。
たにし「おやつー!! おやつおやつおやつー!!!(じたばたじたばた)」
空腹に耐えかねておやつを所望しました。普段ならコンビニなのですが、たまには道の駅で食べたいのです。
小ぶりでしたがおいしい。
興津へ
倶利伽羅と言えば、興津も近いのです。
なので、白い彼岸花の前に赤いのも撮っておこうとなりました。
↓は去年の。
結論から申し上げますと、ちょっと早かったです。
今週くらいがちょうどよいんじゃないでしょうか?
でも棚田は綺麗でした。
SIGUMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
SIGUMA 150-600mm F5-6.3 DG
申し訳なさ程度の彼岸花。西日に透けると綺麗なんだろうな、と思いましたが、600mmを構えるだけの体力がありませんでした。
夕焼けが大変綺麗でしたが、たにしは運転手でしたので、見るだけ。
田んぼと夕焼けの風景って感情を揺さぶられます。
香林寺へ
さて、とても混雑した8号線を抜けて、香林寺にたどり着きます。
香林寺は、「石川県 彼岸花 名所」でググると必ず出てくるポイント。
たにしも知っていたのですが、平日の17時くらいまでしか拝観できないって聞いてたのでずーっと諦めていました。
かわず氏「たにし、彼岸花を撮りに行こう。金沢だよ」
たにし「……何に? 香林寺にか?」
かわず氏「なんで知ってるんだよ!!」
たにしだからね。
かわず氏「香林寺、ライトアップしてるらしいですよ」
……さすがに知らなんだ。
たにし「に?! 本当?! 平日の夕方までしか拝観できないんじゃ!! 行く! 行く行く!!」
香林寺は野町にあります。金沢と言えば駅周辺か香林坊周辺に観光名所がありますが、こちらはちょっとアクセスし辛い上にナビ様通りに行けるかも不安。実際、裏に案内されて再度地図を確認した。
駐車場は門を抜けたところにありますが、日中混雑しそうで、車では来たくないです。
拝観料は本堂で納めてから、庭へ行く形になります。
が、この日は特別拝観でもやってたのか、日本画、能面の展示がやっていて圧巻でした。
写真OKですよ、と言われたので、お言葉に甘えて撮らせていただきました。
香林寺は、彼岸花の名所というイメージが強いです。ですが、願掛け寺としても有名なようです。
彼岸花が咲いているお庭には、十二支の石像があり、その間を縫うように幸福の道があり、3周まわって自分の干支の前でお願い事をするらしいです。
せっかくなので回ってきました。
が、さっき調べたら、たすきをかけるのが正式な参拝方法のようです。ご興味のある方は、お寺の方に聞いてみてもよいのではないでしょうか?
非常に雰囲気もよく、かわず氏は「また来たい!」と喜んでいました。
たにしも、ずっとお庭を眺めていたかったです。
実は、この日はレンズを山ほど持っていましたが、撮影した際には17-70mm一本、手持ちで臨みました。
お寺や神社などの景色を撮影するのは楽しいのですが、そこは信仰の場なのですよね。勘違いをしてはいけない、お邪魔して撮らせていただく、お寺の方のご厚意を忘れてはいけないと、たにしは思いました。
ついでに晩御飯など。
かわず氏はごはんも肉も野菜も一気に食べられるパエリアが気に入ったらしく、最近よく出ます。BBQができる頃には、レシピそらで言えそうで怖い。