たにしです。
先日、久しぶりに天気に恵まれました。
ので、山に登ってきました。
と、記事を書き始めたのが7月の話です。
10/24の倉ヶ岳の話を書こうとして、「いや、これは鞍掛山の話をしないといけないな……?」と思い出したのです。
そしたら、ほったらかしになってた記事がまんま今の心境と変わらなかったので、そのまま使いました。
つまり7月も「天気悪いなぁ」って思ってたということです。どんだけ今年は日曜日に雨が降るんですか。
1年前
かわず氏「白山に登りたい」
たにし「ゑ?」
冒険心あふれるかわず氏。しかし、たにしには不安がありました。
いきなり素人で道具を持っていないたにしたちが白山を登れるだろうか?
去年は甚之助谷砂防堰堤群に行きたいと考えていました。
まさか白山だと思わなかったとか阿呆な顛末もありましたが。
しかしかわず氏はともかく、たにしはデスクワークの貝。体力の不安もあり、初心者向けと教えてもらった鞍掛山にチャレンジをすることにしました。
たにし「少し山登りの練習をしてから白山に登るにぃ。夏の間に登りたいにぃ」
※この後天候に一切恵まれず、白山には行けませんでした。
鞍掛山は小松市にある山です。子供も登れる、1時間足らずで登れる山と聞いていました。コースはレベル別に何パターンもあり、一番無難な西ノ谷コースを選びました。
結果から言うと、自分たちの体力のなさが露呈した登山となりました。
ログを見返しますと、
11:49スタート
15:21山頂到着
16:44下山開始
17:49駐車場到着
お前、鞍掛山に何時間かけとるんじゃ、といった結果になりました。
では初夏の鞍掛山の楽しい楽しい登山写真を貼って行こうと思います。
この日の装備は軽さ重視でEF-S24mm F2.8 STM
ゴツい70Dがカメラ女子の愛機みたいにかわいくなる魔法のレンズです。
ほどほどに広く、明るく、そして寄れる。
シグマの17-70を買うまでは、たにしの旅行用レンズでした。
11:49 第二駐車場スタート
たにし「梅花藻?」
かわず氏「梅花藻? 梅花藻? 梅花藻だー!!」
※本当に梅花藻かどうかは知りません。
※登山口にたどり着いてすらいない。
滝を見ると喜んでしまう水生生物。
かわず氏は下まで降りて三脚据えて撮ってました。
登山口。この少し手前に、第一駐車場があり、登山届が出せるポストがあります。
たにしたちはここから右手の西ノ谷登山道へと進みました。一番初心者向けとか嘘っぱちのコースです。
たにし、虫が嫌いなのですが、アブや蚊にまとわりつかれることなく、比較的登りやすかったと思います。
13:33 舟見平到着。
崩れ落ちるたにし。
すれ違うソロ登山のお姉さんに「その服は暑いわよ^^」と言われ、虫よけ効果のある長袖の上着を脱ぎ捨てます。
あとこの頃から、「カメラ重い! 邪魔!!」と言い出します。
何とか復活して、少し歩きやすい道を進みました。
が、そのあと出てきたのが。
まじか。
14:02 龍の脊にチャレンジ
名前は格好いい。(登るのは地獄)
(下山時のカット)
10分毎に休憩を入れるたにし。子供に追い越されるが動けない。
この辺りでたにしは「もうカメラいらん!!!」とカメラをリュックに仕舞いました。
15:09
かわず氏、頭痛を訴え始める。
疲労からか、立ち止まれば死ぬみたいな空気になり、疲れてはどちらかが先行する形をとり始めます。
15:17 あと100m(それが辛い)
15:21 頂上到着
景色を楽しむ余裕もなく、かわず氏は少し下のベンチに崩れ落ち沈黙。
たかるアブ。
かわず氏「くそ、こいつら俺が死体だと思っていやがる……」
正直この時点で1.5L準備した水分がほぼ空に。水をくむ場所がありませんでした。
たにしはそのまま遅すぎるお昼休憩に入ります。
至高のサラダ巻。うめぇ。うめぇ。
サラダ巻を食べたら元気になったので、動画とったりなんだりし始めるたにし。
動けないかわず氏。水をかけるたにし。
やたらハエやらアブやらいましたが、景色はよかったです。
これ絶対行ったらいかんやつ。
やや雲行き怪しく、雷鳴も聞こえ始めていました。
三角点
16:30 かわず氏、復活。
軍服ポートレートを撮ってと言われたので数枚撮りました。
かわず氏「我ながら格好いいな」
夏場ではありましたが、時刻は16:30を過ぎていました。もはや誰もいない。
下に行けば行くほど暗くなるので、16:44、ほぼ駆け足で下山開始しました。
途中、登りの若いカップルとすれ違ったんですが、この時間から登るのかと本気で思いました。
17:43 登山口到着。まとわりつく蚊を追い払いながら駐車場に向かいます。
17:49 駐車場到着
初心者向けの鞍掛山、こんなに辛いもんだとは思いませんでした。
当日はほぼ無風状態で33℃でした。趣味の方に聞くと気温は登山するには普通だそうです。
じゃあなんでこんなに辛かったのかと考えてみたのですが、「歩幅」が問題だったんでしょう。
山はちょこちょこ歩きが原則、地上を歩くように大股で歩くと非常に消耗するそうです。自分のペースを理解しなかった初心者の大失敗。
あと、カメラ用品。
たにしは70Dの他、GoProとカメラ用三脚を持って行ったのですが、三脚が使いもしないのに超邪魔。カメラバッグではないのでカバンに括り付けられず、ひどい目に合いました。
かわず氏は6D、PEN-D、レンズ3本という構成。
当時を振り返って。
たにし「もう三脚は持って行かない」
かわず氏「自衛隊の訓練じゃないんだから、もうこういうのはやめようと思いました」
結論:山登りのカメラの最適解はスマホ。