タニシとカワズの田んぼ生活

とろとろタニシとかわかわカワズの不思議な日常

タニシとカワズの田んぼ生活

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2022/02 例のアレ療養記(3日目)

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たにしです。たにしの家族は基礎疾患持ちがいます。

なので、早いうちに宿泊療養に移れたのは幸運でした。

これを書いている時はちょうど晩御飯前。かわず氏に借りた、iPad用キーボードがいい仕事をします。ちょっと予測変換早すぎて、Windowsなたにしは覚え込ませるまで辛いですね。

まず弁当を取ってきます。

3日目

自宅療養になってからうまく寝られません。

普段は仕事をしているためか、布団に入れば寝られるのですが、今は2〜3時間毎に目が覚めます。

正直、いつ寝てて、いつ起きたのかわかりません。一日中部屋にいるせいかとも思いましたが、日中もスイッチが切れるように体が重たくなる(風邪っぴきの体のだるいあれ)のがやってきます。そういう時は無理せず寝ます。

(かわず氏「最近たにし、疲れたばっかり言ってるけど大丈夫?」)

夜中2時くらいに目が覚めてしまい、「そう言えば宿泊療養って誰か記事書いてるんだろうか?」と思い、調べているうち、「コロナの自宅療養は入院扱いで保険が降りる」とかいう神な話を見つけました。

 

保険会社に電話だ!!!(※会社によるらしい)

 

 

7:00 起床 1回目の健康チェック。

本日14:00には宿泊療養に切り替わります。これで家族も私に気を遣わなくていいので一安心。

 

 

9:00 健康状態入力ホームに入れなさいとSMSがくるので記録

 

 

11:00 荷造りも一通り終わり、することがなくなったのでブログを書こうとし、倦怠感から挫折。11:30 横になって寝る。

 

 

12:00 起床し、2回目の健康チェック。

この頃、家族の携帯に、前日のPCR検査の結果が入ったようです。結果は陰性。

一安心。全員陽性でも、すでに申請を出したたにしは宿泊療養施設に行かねばなりませぬ。

 

 

12:40 出発

久々にシャバに出る。家族にエンカウントしないよう、事前に出発時間を伝えました。

自分の部屋の換気を済ませ、衣類に除菌スプレーをします。

ゴミは……捨てたかったんですが、二重にし、アルコール噴霧し、部屋に固めておいておきます。これを捨てるときは、手袋とマスクを着用し、表面を消毒液で拭いてから捨てないといけないらしいです。もちろん最後は手洗い。

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かわず氏からの差し入れ。なんかめっちゃ入ってる。

 

 

13:40 駐車場到着

係の人が立っているのでとてもわかりやすい。(ただしたにしは運転が下手なので、入り損ねて一周周回してから入りました)

この時、窓を開けてはいけないし、声をかけてもいけない

係の人のジェスチャーとホワイトボードだけでコミュニケーションを取らなければなりません。

指定された駐車場には数台、もう停まっていました。

 

 

14:00 送迎の車で移動

係の人がホワイトボードで指示を出してくれます。

「荷物を持って、車に移動してください」

「もう少しお待ちください」

数回に分けての移動のようです。1回で乗れる人数はそう多くはありません。

中には小学生を連れた方もいます。部屋一緒なんだろうか。一人部屋だったら寂しいだろうな。

見ているとさまざま。小さなボストンバッグの人もいれば、リュックの人もいます。

……たにし、荷物多くない?! 恥ずかしい!

送迎の車は内装はビニールが貼られており、窓の内側は目張りされていました。

プライバシーへの配慮でしょう。

 

ホテル到着。

係の方からの案内があります。

・並べられた封筒から自分のものを取ること(しおりと鍵入り)

・エレベーターで指定の階に行くこと

・部屋に入ったら電話がかかること

・中のしおりに目を通すこと

全て言われた通りにします。

 

 

部屋に到着

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最初からこんだけセッティングされている。右上の芳香剤はかわず氏にもらったのでオプションです。

封筒の中身の確認→事務連絡→健康状態報告→看護師の体調確認→荷解き

部屋に入り、荷解きをしようかと思いましたが、まず封筒の中身を確認します。

結構ぎっちり書類が入ってますが、とてもわかりやすい内容です。

・宿泊療養施設のしおり

・健康状態の報告について(システムの説明)

・体調記録の表(これが健康状態報告のサイトに入力しやすいし書きやすい)

・問診について(Zoom使用)などなど

至れりつくせりで、運動のやり方の用紙なんかも入っています。

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とにかく、自宅よりも規則正しい生活になりそうですし、看護師さんからもそれを求められました。

看護師さんに言われて印象に残ったのは、水分をしっかり摂取すること(1700〜1800ml)、適度な湿度、そして……

看護師さん「ないと思いますが、お弁当はお一人につき一つです。たまに二つ持っていかれる方がいますんで……」

たにし「え」

 

 

ここから、定期的に放送が流れます。

清掃のお知らせ→健康チェックと記入のお知らせ(17;30)→夕食の準備のお知らせ(18:00)

 

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これがそのお弁当。いや十分ですって。

 

ご飯が終わったら本当にすることがなくなります。というか、しばらくは電話も放送もかからないのかと思うとようやく緊張が解けた感じ。

こうやってつまつまブログでも書いていればすることがあるのでいい方です。

 

20:00最後の健康チェックの記入とお知らせ→21:00入浴→看護師の体調確認→ストレッチ→就寝(1回目)

基本的に、施設に入ってしまえば誰とも会いません。実は、入所者同士の会話も禁止されています。いわゆる、病院でいう「隣の人と仲良く」がありません。

行動については書面で知らされた通り、放送に従うこと。

看護師の体調確認は電話で。

体調が悪くなれば、Zoomで医師と面談。(ダウンロードするようにいわれました。たにしはまだ受けていません)

なお、運動をしたいのですが、入浴後に体を動かす余力がなかったため、寝ながらできるストレッチを行いました。

ガッチガチやん……

最後になるべく音量を落として、iPadで今日配信された「その着せ替え人形は恋をする」を視聴し、休みました。

 

今日は何もない割に行動することが多かったので、はしょっても長くなりました。

こんな閉鎖された施設入りたくねぇなんていう感覚はありません。

むしろ、自宅ではトイレ行くのにも風呂に行くのにも気を使っていました。施設は部屋にケトルがあるのであったかい飲み物が飲めて助かります。

いやもう石川県ありがとうございます、頑張って税金払いますね。

 

 

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母親とかわず氏にあれ持っていきねぇこれ持っていきねぇともらいまくった結果、冷蔵庫の中とか飲み物がこうなりました。実はまだコーヒーとか出してないのもあります。

野菜ジュースはたにしのリクエスト。

 

 

最後に。

20:00の放送時、たまたまかわず氏とLine通話中。

たにし「これが放送連絡だよ〜」

かわず氏「ウクライナだとか色々あるけど、今日一番ディストピア感あった……」

※個人の感想です。

 

たにし入院したことないのでわかんないんですが、多分入院してもこんな感じなんでしょうね。