タニシとカワズの田んぼ生活

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2023/05/04 立山のアイドル、雷鳥に会いに行った話

たにしです。

ある時、貝は言いました。

たにし「今年は雷鳥見たいなぁ」

かわず氏「雷鳥? Y氏が撮りに行くって言ってたよ」

たにし「まじで?! いつ?! たにしも行く!」

まあ行けなかったんですが。

 

というわけで、今年のGWメインイベント、「立山雷鳥に会いに行く」お話です。

 

 

立山に行く方法

立山は白山と違い、室堂までバスで運んでもらえます。また、観光名所として「雪の大谷」がありますね。

www.alpen-route.com

この公式サイトを見れば、わかるはず。

と、思って読んでいたのですが……

たにし「……に? ケーブルカー? バス? 結局いくらかかるの? どこに行けばいいの??」

読んでも理解できませんでした。(正確にはイメージができなかった)

 

立山で何したい?

活動時間を決めます。

今回、「雷鳥に会いに行く」のが目的なので、だいたい2~3時間としました。(実質は4時間くらいいた)

夏に雄山に登るのなら3~4時間でしょう。

 

②まずWeb予約で切符をとる。

www.alpen-route.com

当日券もあるようですが、行動が決まっている場合なら、webで予約とったほうが楽です。

メールアドレスを登録して選択していくと切符がとれます。

この切符は、立山駅~美女平~室堂までの切符です。お値段7380円(往復)。

QRコードがおくられてきますので、画像保存するとかしておくとスマートです。

このQRコードを当日発券機にかざして切符を発券します。

切符は行きは時間指定、帰りは自由です。

 

立山駅に行く。

 方法はさまざま。たにしたちは車なので、マイカーを使用し、立山駅に行きます。

 駐車場は900台停められるらしいので、心配なく行けます。というか、web予約してたら、案内の係の人に言うと、空いてる駐車場に案内してもらえました。

 立山駅はナビに入れると検索かかるよ。

 

④ケーブルカー、バスを乗り継いで室堂へ

ケーブルカーは座るのは至難の業です。ザックを卸すよう指示が出ます。

バスについては同行者とは離れるかもしれませんが席には座れます。

「乗り継ぎ」という言葉にビビりますが、ホームへの移動は電車からバスへの乗り換えぐらいの距離感ですので難しくありません。大阪駅とかみたいな、あんな迷路じゃないので。

 

服装について

服装ですが、気温10℃ぐらいなので、冬の格好が理想。

長袖、フリース、手袋(日焼け防止の意味あり)、サングラス(目が疲れる)、グリップ力のある靴(その辺散策するなら軽アイゼン必須)など。

飲み物などについてですが、室堂や温泉などもやってるので、金銭的に余裕がある方は心配しなくても大丈夫です。

 

ライブで雷鳥を見たい

さて、今年のしたいことリストににも上がっている、「雷鳥を撮る」ためにweb予約もしました。

 

AM4:30 起床

医王山の疲れが残っている気がしますが、少しでも遅れたら7380円の切符がパァ。

kawazutanishi.hatenablog.com

根性で起きます。

立山駅までの移動距離はおよそ2時間。朝ごはんと車の中でつまめる軽食を準備します。

(チーズトースト、コーヒー、おにぎり、茶漬けなど)

 

AM5:50 出発

すでに大分明るくなってきている中、出発。

朝もやが綺麗な富山を堪能しつつドライブ。

 

AM7:50 立山駅到着

すでに大分車が止まっています。

看板通りに進んで、駐車場の案内をしている係の人に説明を受けます。

 

AM8:30 web予約の発券

長蛇の列を想像していましたがそんなこともなく。

9:00出発の切符を発券。その後はお土産見たり、トイレをすませたりして待ちます。

登山というとトイレに困る印象ですが、立山立山駅にも、美女平駅にも、室堂にもトイレがあります。

たにし「ふおおおお! これが地ビール、星の空!! あ! プレミアムもある!! どれ買って帰ろうかなぁ~」

 

AM9:00 ケーブルカーにて移動

ザック系はおろすように指示が出ます。

いやこのザック150-600入っててクソ重たいねん……

でも外に置かれるのも嫌なので根性で持っていきます。

椅子に座れないなら、出入口付近の壁にもたれられるのが理想ですね。床におけるので。

 

AM9:20 バス乗車

人の流れに乗ってバス乗り場へと移動。

この時、スキーなどの大荷物は荷台においてもらえるよう。

観光客が多いのでかわず氏と席が離れました。隣りには知らない人。

かわず氏「朝早くても、バスの一時間あるなら寝られるね!」

いや、無理。

しかし、変わっていく景色や流してもらってるビデオを見てるとそのうち着きます。

格安SIMdocomo回線使用)なので電波は微妙。

 

AM10:10 室堂到着

途中、雪の大谷などを眺めながら室堂に到着。

※雪の大谷は入れる時間に限りがあるみたいなので、雷鳥とセットにしたい人は行動時間を考慮する必要あります。

時間チェック。白山の時は下山時刻があいまいになっててひやひやしました。

さてどこに行けばいいのか、と迷うところですが。

階段を目指せ、上に行け。

ひたすら階段を上っていくと外に出られます。

たにし「わぁ……スキー場?」

印象そんな感じ。

もう道が見えないので、何処歩いていいかわからないし何処に行けばいいかわからない。

とりあえず、「みくりが池温泉」の方に向かいます。

 

雷鳥の撮影スポットを探す

雷鳥? その辺歩いてるよ」

Y氏の言葉です。

うっそだー、と思っていたのですが。

 

い た よ。

捜索開始20分くらいで雷鳥の出待ちをしている人込みを発見。

朝と夕方と天気の悪い日にしかいないんじゃないんかい。

とりあえず、「これ逃したら7380円がパァ」というわけで、撮影会が始まります。

ステージかな???

この至近距離。まさしくファンサ。

雷鳥は目が悪いため、人に近寄ってくるそうです)

時にスマホで撮れるくらいの距離に歩いてきました。ヤダこの子たちの危機意識が心配……

しかしアイドルはおさわり禁止なのです。

 

傍で教えてくださった方がいたのですが、その方は朝から粘っていて、雷鳥が羽ばたく写真も見せてくれました。

たにし「え、雷鳥って飛ぶんですか???」

※このあと飛びました。

雷鳥ですが、ハイマツの中に隠れていたんですが、出てきた瞬間、そこら中の人が高そうなカメラを構え、スマホを構え……移動すればついていく。それはさながらアイドルの出待ちのごとく。

Y氏「まあ、雷鳥はアイドルだし」

ほんとにな。

かくいう貝も、囲み撮影会の中に混じって撮ってきました。

かわず氏なんて雪の上に寝そべって撮ってて、まるでローアングラー……

(かわず氏「上から撮っていたら記録写真だ! やはり自然の雄大さを表現するにはローアングルから撮った方が云々……」)

 

雪の立山を散歩する

かわず氏はどこかに登頂したかったようですが、残念ながら雪山の装備は不十分ですので、散歩程度にとどめておきました。

地獄谷は前は入れたようですが、現在は有毒ガスがあるそうで遠目から眺めるのみ。

望遠レンズって便利。

 

登山道もわからないので踏み跡などを参考に歩きました。

やや傾斜があるところはチェーンスパイクをはいた方が歩きやすかったです。

雷鳥荘まで歩きました。ここ、この間動画で見たねーなんて話をしつつ、これ以上進んだら自分たちの装備では戻ってこれないと判断し、引き返すことに。

たにし「ソフトクリーム食べるひとー?」

かわず氏「はーい!!」

 

 

みくりが池温泉でソフトクリーム

みくりが池温泉はテラスがありまして、そこから地獄谷を眺めつつ休憩ができます。

雪が積もってる中でソフトクリームって寒くないのかなと思うのですが、日差しが強すぎてあまり気になりませんでした。

むしろ気温10℃ぐらいなのでソフトクリームが垂れないので食べやすい。

他にもいろんなものが売っていて、アンバタートーストとかピザとかビールとか……

 

……

 

美味しそうなので「えんま様のホットピザ」追加注文。

ビール付のハーフサイズもあるみたいですが、下山したら車の運転が控えているので飲みませんでした。

かわず氏「飲まないの?」

たにし「いいにぃ。かわず氏が運転しているのを横目に、星の空を優雅に飲んでやるにぃ!」(※やってません)

 

雷鳥撮影会おかわり

AM15:00 みくりが池温泉出発

最終便は17:00ですが、下山したら石川県まで帰らないといけないので、15:00頃から戻る準備を始めました。

みくりが池。次来るときは雪よりも緑が多い時期かな?

えっちらおっちら歩いていると、望遠レンズ構えて待機してる人を発見。

 

ラスト撮影会キター!!!

 

帰路

AM15:30 室堂到着

室堂は混雑気味。これから泊まる人もいるようでうらやましいですね。

バスに乗る時に、ケーブルカーの整理券を渡されました。

くたべ。ご利益ありそう。

 

AM16:00 バス出発
16時過ぎのバスに乗って美女平へ。

美女平で整理券番号来るまですこし待ちました。

 

AM17:30 立山駅到着
最終的には17時半くらいには立山駅に到着。

あとはお土産の地ビールと山バッヂをあーでもないこーでもないと言いながら選びました。

 

帰宅した後はもちろん撮った写真の観賞会なわけですが。

平成のアイドルソング大塚愛の「さくらんぼ」など)を流しながらの観賞会となりました。