たにしです。
たにしは周りに長期入院する人が多かったので、暇!という話をよく聞いてました。 でも必ずしもそうじゃないよという話。
さて、激痛にもんどり打って、夜中に叫び続けたはた迷惑な患者でしたが、噛み殺してたらもっと痛い。
寝姿勢がまっすぐだと背中と尻が痛くなる。 じゃあと身じろぎすればとたんに差し込む脇腹の痛み。
ナイフでザクザク刺されて、息を吸えばまた刺されて、引きつったと思ったらまた刺される。
楽になる方法は点滴の痛み止めを入れてもらうこと。 最後なんて収まりつかなくなって、精神薬+眠剤でした。 次の日、どこかのオジサマが夜目が覚めた〜なんて話をしておいでて、ほんとスミマセンと思いました。
そんな薬漬けなものですから、寝起きボーっとして起きられない。 ごはんも食べる気力もない。
食べたら寝る。看護師さんへの反応も鈍い。 とにかく1日中眠くて、ずーっと寝てました。 この日に痛み止めの処方が変わり、一日三錠、必要時に座薬、不眠時に眠剤となりました。(血液サラサラのお薬は別) お見舞いに着てくれた家族にも、ベッドの中からぼーっとしたまま対応。
何人かの方にラインをもらってたんですが、返事もいい加減なものでした。 暇とか感じてる余裕ない。 ただただひたすらだるい。
その日の夜は多分、追加座薬と眠剤でそうそうに寝こけました。
この寝る、がやっかいでして。
目を閉じたら映像がぐわんぐわんながれるんですよね。
クラシックに合わせて色が変わったり形が変わったり。
イヤーワームの視覚版?みたいな。
またうまく寝られたとしても、psycho-passとRPG足して割ったような同じ夢を延々と見せ続けられる(脳みそに)
けっして暇とは言い難い、2日目でした。