おっと、書き忘れていたカメラがいました。
失敬失敬
かの有名な観音カメラ、今ではキヤノンと呼ばれたそのカメラ。
直線で構成されたSLR(Single Lens Reflex)カメラ。
PENTAX SPよりも先進的な形状だが構造や仕組みは前衛的なカメラ
それは・・・・
このカメラの最大の特徴はTTLではないこと!
TTLとは(Through The Lens)のことで、レンズから入ってきた光を直接用いて値を表示させる方式である。
このカメラにはカメラに内蔵された露出計用のレンズが左側についており、実際のレンズから入る光を見ていない。
外観上の最大の特徴であるが、この方式は現在では使われていない。
なぜなら、中央重点やスポット測光ができないためである。
一番近いのは平均測光だと思うが、それだと、日の丸構図とか、被写体が小さいものとかを撮影する際は不利である。
そんなことはどうでもよくて、かわずはこの真四角のこんにゃくのようなこのFXは一眼レフの進化の過程の1台だと思っているので個人的には大好きなカメラである。
FXとは何の略語なのだろうか・・・
と思い調べてみたらFleXのFとXのようだ。安直だった。
生まれは1964年、で当時のキャッチコピーは「行動派の選ぶ軽快な高級一眼レフ」だそうだ。確かに露出メーターを別で用意しなければならないカメラが多かった時代からすると、機動力は高かったと思う。