たにしです。
最近体力がなくなったのか、今日は豚の角煮を作ってからアニメを見ていました。
「推しが武道館行ってくれたら死ぬ」の原作
実は原作を見ていました。
コロナのはやり始めぐらいにWeb漫画を読み漁っていた時期がありまして、その時に数話読んだ記憶があります。
絵がほわっとしていてかわいい。
ざくっとあらすじ
岡山県の地下アイドル「ChamJam」を推す女オタ、えりぴよさんが、単推しする舞菜ちゃんに全身全霊で人生を注ぎ込む話。その様子はもう狂信者でありモンペ。
舞菜ちゃんはアイドルとしてはかなり控えめな性格でファンがつきにくいが、それを助長しているのが、「何故、みんな舞菜の良さがわからないんだー!!!」と嘆く狂信的ファンのえりぴよさんのせい。何という報われなさ。
「推しが武道館に行ってくれたら死ぬ」を見た感想
絵がとっても綺麗なのにギャグにぶっ飛ぶキレッキレさが好きです。
アニメは、絵のきれいさもさることながら、アニメになることでテンポの良さがヒートアップしていて、うっかり全話完走して夕方になってました。
地下アイドルというと、女同士の妬み嫉妬のドロドロとしたものや、ファンの移り気の早さや、アイドルとしての旬、売り出しの戦略の大人の事情などなど、闇をいっぱい抱えてそうです。実際、【推しの子】の「45110」という小説でもグループの仲間同士ででの嫉妬とかアイドルの旬とかも描かれていました。
「推しが武道館に行ってくれたら死ぬ」についてはChamJamのメンバー同士は仲良しさんで、それぞれが憧れていたり気にかけていたりと見ていてなごみます。
それでも、他のライバルグループを見て落ち込んだり、こんなに推してるのに認知度が上がらないなど、ほの暗さを残しつつ、えりぴよさんがギャグでぶっ飛ばしてくれます。
このシリアスとギャグの匙加減が好き。
アニメによる改変もありましたが、好きですよ、鼻が光るトナカイ……
えりぴよさんもぶっ飛んでいるんですが、舞菜も実は結構ずれてます。原作だともうちょっとずれてるけどアニメだと控えめな感じ。
このアニメ見ていて思ったのは、推しに全力になれる姿が格好いいなぁと思いました。
アイドルにつぎ込むファンというと、貢ぐ印象が強いのですが、リーダーのれおをはじめ、それぞれの形でファンを大事にしてるChamJamを見ていると、この作品のリアルと夢物語の匙加減も心地よく感じます。
最近、夢中になってお金と時間をつぎ込む何かが無いので、ヘタリアや刀剣乱舞に狂っていたころの自分が懐かしく、羨ましくなります。そういった夢中になれる幸せを思い出させてくれました。
実写化してた
気になったらずっと同じワードを調べてしまう悪癖があるのですが、こちらも調べてたら実写化してることに気付きました。
漫画の実写化なんて……と思ったら、映画もやっとるやん……しかも高評価……
YouTubeで関連動画見てたら、
「あ、これ良作な予感」
原作エピソード半分、オリジナル半分らしい。でもダンスしている動画見ても完成度高いなぁと思いました。