たにしです。
現在、「山に登らないと死ぬ」病気にかかっています。
YA〇APとかで、「今すぐ山に登らないと死ぬ!!」と叫びたいですが、ただのキチ貝扱いされてしまいますので、ブログを書くことで発散したいと思います。(なお、このブログを書いている時点で、翠を炭酸割りしていい感じにキマってます)
- 白山に登ろう
- 岐阜県側の登山道、平瀬道
- AM2:00 起床
- AM3:00 金沢市出発
- AM5:30 平瀬登山口到着
- AM5:45 平瀬登山口出発
- AM8:00 大倉山避難小屋到着
- AM10:25 室堂到着
- AM11:20 白山御前峰到着
- PM12:10 室堂にて昼ご飯
- PM12:45 下山開始
- PM13:50 大倉山避難小屋到着
- PM15:30 平瀬登山口下山完了
- PM18:30 金沢市到着
- 振り返って
白山に登ろう
たにしを山に引きずり込んだ職場のNさんからLINEがきました。
Nさん「土曜日暇ですか? お山行きましょう!!」
たにし「おっけー!!」
大抵、この軽いノリで6時間越えの山行に行きます。
立山三山縦走か白山かという話し合いののち、「岐阜県側の平瀬道から行きましょう」と提案を受けました。
実はたにし自身も「今週は白山かな?」と思っていたので、ナイスタイミングと内心ガッツポーズをしていました。
しかも2週間前に大日岳で教えてもらった平瀬道。
これは行くしかない。
ただし、今回は大日岳の反省もあり、アプリできっちり休憩時間を組んだ上での行動です。
結果は、登山開始時間30分遅れ、しかし下山時間は10分遅れ。なかなかタイムスケジュール通りとはいきませんが、Nさんの足がとても速かったため、15:30に下山できました。これは、一つの傾向として今後の計画の参考にしようと思いました。
岐阜県側の登山道、平瀬道
今回はいくつかある登山口の中の「平瀬道」から行ってきました。
平瀬道は岐阜県にあります。場所的には白川郷を越していく感じ。
国道156号線から分岐し、県道451号線を25分ほど進みます。途中細い場所ありヘアピンカーブありでクラクション必須。
猿や熊もいますのでご注意ください。
こちらの平瀬道、よく崩落があり通行止めになるらしく、行く場合は情報収集が必須です。
AM2:00 起床
たにし「……ちっ?!」
前日寝付けなかろうが、白山に行けるのなら何のその。
きちんと『今回は』、目覚ましをかけて起床しました。
30分ほどで朝ごはんのおにぎりを作ったりして出発。
AM3:00 金沢市出発
Nさんとは金沢市で待ち合わせ。来るまでYouTubeで『百姓貴族』のアニメを見ながらのんびり待ちます。
酪農のこととかがコミカルに、でも現実的に書かれていて好き。
『銀の匙』も好きです。
Nさんが到着後、角間~福光~五箇山~白川郷と抜けて平瀬登山口に行きます。
五箇山を抜けたあたりから山の稜線が見え始め、県道541号線にたどり着くころには大分明るかったです。
なお、平瀬登山口に行く道はコンビニがほぼ無いため、トイレ休憩は道の駅などの利用をする方がよさそうです。たにしたちは『道の駅 白川郷』で休憩しました。
「岐阜涼しいな?!」
石川県の蒸し暑さが嘘みたいな涼しさでした。
ちなみにこの『道の駅 白川郷』、庄川の方を見ると、かの有名な前川屋敷のモデルがあります。
2月に白川郷に行った時の写真。見覚えのある例の建物。
AM5:30 平瀬登山口到着
平瀬登山口近くにはトイレがあります。
山登りで心配なのは、トイレと駐車場。平瀬登山口はどちらもあるので安心。
駐車場近くに温泉もコーヒーなどを販売しているロッジもあります。行けなかったのが心残りです。
AM5:45 平瀬登山口出発
少し入ったところで登山届を提出。白山登山は登山届と下山届が必要です。
書かない人もいますが、もし万が一があったら困りますからね。
Nさんのアドバイス、「白山は暑いらしいから着替えを持ってきた方がいい」を参考にし、この日はお気に入りの雷鳥どこ?!Tシャツで登りました。
木陰の中を進みます。
ちょっとガスってる、いい景色が見れるといいですね、なんて話しながら登ります。
登りに弱い貝は遅れ始めます。
盆栽みたいで好き。
平瀬道はこんな感じの見晴らしのいい尾根歩きと森の中を進む道が交互に来ます。
階段は多いですが、一段の高さはそんなになくてせいぜい20㎝あるかどうか。
それでも登りの苦手な貝には充分堪えましたが……
AM8:00 大倉山避難小屋到着
中で休憩しました。窓から光が差し込むため、そこまで暗くない。
一部腐食して隙間があいてました。
休憩がてらに行動食と水分補給。
しっかり休んでから行動再開です。
まあ、すぐばてて遅れるのですが……
白山登るとよく見る花。
ここ絶対紅葉できれいなヤーツ。
この直前ぐらいから足が攣りそうになり、立ち止まることが増えました。
少し開けた場所でNさんが待っていてくれました。
隠れスポットだそうです。
手前の紫の花はイワキキョウだと思われ。
休憩後登り始めましたが、今度は右の太ももがつりました。
たにし「あがががが……」
Nさんには先に行ってもらいました。登山道のど真ん中で動けずに固まっていたので、下山してきたお姉さんにも心配されましたが、ポカリと塩飴をとって、少し休憩すると復活。
足の攣る原因は、塩分不足、水分不足、疲労、体の冷えといろいろあるのですが、たにしは全部だったんじゃないかなと思っています。塩タブレットも水分も結構とっていたのですが、上回ったのかもしれません。
のちに、「今日は山頂無理だと思ってました」とNさんに言われました。
本当迷惑しかかけないなこの貝は!!
AM10:25 室堂到着
黒ボコ岩経由だと室堂は正面から入りますが、平瀬道は左側の脇から合流する形。
ハイマツの道を抜けていくのですが、やたらホシガラスが飛んでました。
一旦トイレ休憩をはさんで、山頂を目指します。
まあ、遅れるんですが……
たにし「ここからがキツイ……!」※どこでもキツイ
青石。ちょっと仏様が掘ってありますね。
去年の10月とは大違い。
※2022年秋の写真。
高天原というと日本神話を想起しますが、ネットではなぜここが高天原というのか、由来を探すことができませんでした。
「自宅のクーラーより涼しい……」
それぐらい、山頂付近は涼しかったです。雲もあったためか、日差しも気にならず。
ただ、程よく青空も見えたので嬉しかったです。
AM11:20 白山御前峰到着
たにし「池だ!! 初めて見た!!」
あかねも記念撮影。
今度はお池巡りもしたいなぁ。
剣ヶ峰は立ち入り禁止だそう。
今年の初詣は、本当の奧宮になりました。
PM12:10 室堂にて昼ご飯
室堂に戻って食事にしました。
頑張ったので、奮発してお山特有の物価高騰アイスコーヒーを飲もうと思ったら、ホットしかなかったので諦めました……
室堂の中では今日のこのあとの天気についても記載がありました。
雷雨、とのことなので、食事が終わったあとに下山開始となりました。
お水もしっかり補給。
PM12:45 下山開始
やや肌寒さや薄暗さのある平瀬道に入っていきます。
きっとシーズンは花が綺麗なんだろうな……
ミヤマリンドウ
さて、雷雨と聞いていましたが、石川県から離れるように下山するたにしたちは、好天のままの下山となりました。
どうですかこの好天。
ラッキー以外の何物でもありません。
あと、アサギマダラのサービスを受けられたので、がっつり撮りました。
この日一番の写真だと思ってます。
PM13:50 大倉山避難小屋到着
以降は写真はほぼなし。5分ほど中で休憩して下山していきます。
PM15:30 平瀬登山口下山完了
最後に下山届を出して終了。
帰りの道中、車を走らせていると目の前を猿やら熊やらが走っていきました。
PM18:30 金沢市到着
Nさんにアイスコーヒーとポテトをおごっていただき、2時間かけて石川県に戻って来ました。
富山県の五箇山に入るぐらいから天気が思わしくなく、福光から金沢に向かう道中に雨が降りました。平瀬道から登ったのは正解だったと思います。砂防新道からだと帰り雨に降られていたかも。
振り返って
平瀬道、非常に楽しい道でした。
Nさんはナイトハイクで登ったことがあるそうで、朝焼けもそれは見事だそうです。
是非見て見たいですが、たにしは階段が苦手なのを克服しないといけないですね。
今回はNさんのアドバイスを受け、半袖着用で行ったためか、汗をかきすぎることでの消耗はなく、まだ歩けた方だと思います。
たにしは登山に大切な、歩き続けるというのがなかなかできなくて、登りが続いたりすると足を止めたり、座り込んだりすることがあります。筋肉が冷えると攣りやすくなるので、今後は注意が必要ですね。
↓2022年砂防新道から登った時の話