たにしです。
うっかりうたた寝をしてしまったが故に眠れません。
こういう時は、第三のビールを飲みながら、だらだらとかわず氏とおしゃべりをするのに限ります。
かわず氏「たにしのYASHINONのすすきの写真がいい」
たにし「そうか」
かわず氏「YASHINON気に入ったのかい?」
たにし「別に(塩)」
かわず氏「……そうなのか」
たにし「いや、ホワイトバランスを太陽光に限定して撮り貯めていったら、『ああYASHINONってこんな感じの写りなんだな』って思うだろう? そのうちPENTACONとかでやってみたら面白いかもしれない」
かわず氏「M42で遊ぼう遊ぼう」
その流れで、どうなったかわかりませんが、ウィスキーが入ったかわず氏と第三のビールが入った酔っ払いたにしは、ひとつの疑問に達します。
果たして写真に性別は出るのか???
それはかねてからの疑問でした。
かわず氏によく、「たにしの撮る写真は男性的である」と言われます。(雪割草の写真で、「F5.6くらいに絞る」といった話をした辺りで)
そも、写真に出る性別とは何でしょうか?
よく、「構図に凝って撮るのは男性」「感性で切り取るように撮るのは女性」と言います。
昨今、ジェンダーの問題が話題になる中で、ふと気にかかりました。
かわず氏「それをそのままブログでやればいい」
ほう……???
たにし「じゃあかわず氏よ。たにしがブログにあげた写真で、男性的なのと女性的なのを選んでくれ」
かわず氏「えええ……」
巻き込んでやったぜ。きひ。
というわけで、審査員 かわず氏に選んでいただきました。
いわゆる、男性的・女性的な写真について(酔っ払い同士が)決めた基準が以下の通り。
はっきりくっきり水平をとって意識する→男性的
ハイキーでぼかしている感覚的なもの→女性的
ではかわず氏に選んでもらいました。
はっきりくっきり水平をとって意識する→男性的
審査員 かわず氏「これだな。可愛さを感じない、『撮りました』って感じがする」
ハイキーでぼかしている感覚的なもの→女性的
審査員 かわず氏「知らんけど」
同じ条件で、たにしが撮った写真を選んでみます。
はっきりくっきり水平をとって意識する→男性的
ハイキーでぼかしている感覚的なもの→女性的
ここまで選んでみて気付きます。
はっきりくっきり水平をとって意識する→男性的
ハイキーでぼかしている感覚的なもの→女性的
この条件で選ぶと、
はっきりくっきり水平をとって意識する→男性的→風景写真
ハイキーでぼかしている感覚的なもの→女性的→抽象的写真
になってしまうことに気付きました。
これは困りました。
たにしは、風景写真を撮る時は水平に配慮します。
でもお花を撮る時は開放にして前ボケも使います。
そうなると、被写体によって男性的・女性的が決まってくることになります。
写真に、本当に性別は写るのでしょうか?