たにしです。
相変わらず週末や3連休になると、台風連れてきたり長雨になったり、令和たんに「「コロナにかかっちゃうからおうちから出ないで!!」と言われている気になります。
しかしそれはそれ、これはこれ。たにしはお山登りし貝。
天気予報とにらめっこしながら、「山頂にたどり着く」という強い意志を持って、石川県最高峰、白山にチャレンジしてきました。
白山チャレンジに敗れたお話はこちら↓
たにし「21:00だ。21:00に出発できなければ、置いていく」
仕事のあるかわず氏に真顔で宣言した貝。(ガチかよ)
途中最後のコンビニで買い出しもしました。
※正確には交差点を挟んで向こう側にあるローソンが最後。
セブンイレブンは、ポカリの粉がバラ売りしてたり、行動食にぴったりなものが置いてあったり、登山客意識してるような印象がありました。
10/8 22:30 一ノ瀬ビジター到着。
遅くにも関わらず、誘導の方がいました。ありがとうございます。
天気のせいかやや人は少なめ。
かわず氏に車中泊のセッティングをまかせてたにしは登山届と下山届を書きに行きます。(※下山届はカード式なので、必要事項だけ記入し、持ち歩いていました)
23:00には就寝です。
今回は、クッション3個、座布団2枚、毛布1枚、掛布団2枚、枕1個でした。
アウトドア系のグッズなどはザックに詰めたもの以外はランプくらい。
結果、かさばらずに寝床確保できたのでよかったです。寒くもないし。
10/9 3:30 起床
4:00起床予定だったのですが、誰かの車の防犯アラームが鳴ってしまい、あわせて起床。残り30分寝るという器用なことができませんでした。
4:00にトイレや着替えなどを済ませます。(この時点で既にバスのチケット販売が始まっていたので、山の民の時間感覚が分からない)
着替えと言っても、上に着ていたトレーナーを脱いで、靴下を登山用にかえたくらい。
軽食・朝食用によけておいたバナナとミニアンパンを食べ、コップ一杯の水を飲みます。
4:50 バス出発
5:00始発と聞いていたのに、列に並んで3台めぐらいのバスに乗れました。
体感的に早く登山口についた気がします。(一ノ瀬ビジター~別当出合登山口まで20分)
5:20 別当出合登山口出発
明らかに暗い。というわけでヘッドライト使用。
70Dの苦手とする暗さのため、Xperia5で撮影。
今回は砂防新道です。
たにし「やめてー揺らさないで―やめてー」
かわず氏「たにし、まっすぐ歩きなさい」
吊り橋いつも以上に揺れてるように感じました。
6:00 中飯場到着
遅めの朝食。小さいおにぎりを一つ食べます。あと頂き物のシャインマスカットも。
別当覗にて。
7:57 甚之助避難小屋到着
ここでも水分補給と軽食。
甚之助避難小屋から20分ほど登ったところ、エコーラインとの分岐があるんですが、ここが眺望よく好きです。
右下にちょこんと写っているのが甚之助避難小屋。
ここから黒ボコ岩までの間は見晴らしがよく気持ちよく歩けます。(※これがのちのフラグになる)
Xperiaの広角は優秀。
9:13 黒ボコ岩到着
すでに何人も入れ替わり立ち代わり写真を撮っていました。
かわず氏「さあ俺を撮れ!のお時間ですよ」
※たにしはかわず氏の専属カメラマンじゃありません。
しかし7月の黒ボコ岩での写真は、白山フォトブックの見開きに使うぐらいには気にっているので今回も頑張って撮りました。
10:00 室堂到着
前回はここで昼食をとってしまったが故に山頂にいけませんでした。
なので、ここではトイレ休憩と水分補給、行動食を食べます。
この時点で冷え込みがあり、防寒具を着こみました。
10:25 室堂出発
わあい真っ白☆
一瞬、雲が晴れる瞬間が2回ありました。
あっという間過ぎて、撮れませんでしたが、その場のみんな、空にくぎ付け。
「わああ!!」と歓声が上がりました。
11:20 山頂到着
真っ白すぎて何も見えない。しかしこれも貴重な体験。
それ以上に、風が強いし寒い。
奧宮でもきちんとお参りしてきました。
なお、室堂のところにあるお宮さんでは御朱印がもらえるらしいので、頑張って持っていくといいかもしれません。
12:10 室堂到着
寒い寒い寒いと言いながらご飯を準備。
前日の出発間際に、サーモスの水筒にお湯を入れていたのですが、やはりぬるいですね。朝早く起きられたら今後は駐車場でお湯を沸かそう。
12:40 雨が降り始める
始めは霧だと思っていたら、そのうち雨足が強くなってきまして……
室堂の休憩所からすごい勢いで人がいなくなりました。
ザックもびしょ濡れ。これはもう写真は撮れないと70Dをザックに放り込みます。
この時タオルなかったのは痛かったですね。
室堂にある温度計。
13:00 下山開始
しかし日帰り予定だったので。
雨対策をして下山開始。モンベルのレインウェアの優秀さを痛感しました。
三方岩岳でも雨に打たれたことはあったんですが、白山の登山道は石で階段があったりして、滑るんですよね。
特に室堂~弥陀ヶ原間、黒ボコ岩~甚之助避難小屋間は何度も転びそうになりました。
雨が降ると体温奪われる+滑らないように神経すり減らすで、神経質なかわず氏は参ってしまいました。
雨は降ったり止んだりを繰り返します。
14:20 甚之助避難小屋到着
大分お疲れ気味のかわず氏。甚之助避難小屋の中へ。何人も休んでいました。
室堂でお湯をわかしていたので、白湯を飲みながら休憩。
休憩がてらにコンデジを出しているお兄さんがいまして、その方とは下山中、抜きつ抜かれつでした。(下山後のかわず氏「ああ、居たね。ニコンのクールピクスじゃないかな」←疲労困憊なのによく見ているな)
16:20 別当出合到着
途中、中飯場で休憩はしましたが、何とか下山完了。
すでに何人も到着しており、ベンチで休んでいました。バスは来ているのに誰も並んでない。
たにしたちもベンチで待っていると、ふと忘れ物コーナーが目につきます。
そういえば、17-70mmのレンズキャップ、観光新道で落としたんだよなぁ。
と、期待半分くらいで覗いてみると……
あ、あった?!!?
うそやろと思ったんですが、シグマの72mm径でした。
なので拾ってくださった方に感謝して回収。
かわず氏曰く、「レンズフードの方がいい」とのことですが、シグマの72mm径のレンズフードは緩いらしいんですよね。純正なのによく落ちると評判らしいです。
その後、バスに乗って一ノ瀬ビジターまで戻りました。
この時点でかわず氏は疲労困憊。少し車で休んでから帰りました。
まあ帰ってからもちょっと大変でした。
かわず氏もたにしも荷物が濡れているので、疲れた体に鞭打ってザックの中身を全部出す。ザックを乾かす。カメラとレンズを乾かす。防湿庫に入れる。
翌日も朝からレインウェアを洗濯したり、出したザックの中身を片付けたり。
ここまできちんと終えて登山終了ですね。