2022/11/27 カールツァイスSプラナーがみせる世界
たにしです。
前年度のいい買い物がシグマの150-600のsportsラインとTAFTなら、今年は間違いなくカールツァイスのSプラナーでしょう。
新しいレンズを手にしたら撮りに行きたくなるものです。
かわず氏「さあたにし、Sプラナーを持って薔薇園に行きますよ」
カールツァイスの良さが分からない
実はたにし、買ってはみたものの今日使うまで、カールツァイスの良さが分からなかったのです。
というのも、マウントアダプターを買って数枚撮ってみましたが、「んー? みんな言うほどいいか?」と首をかしげる写真しか撮れませんでした。
Sプラナーは60mm。たにしの70Dだと90mmくらい。
スナップにも向くと聞いていたのですが、よく分からない。
しかし、実際にフォトウォークで使ったかわず氏は、「すごいぞ、たにし! Sプラナーはやばい!!」と興奮気味に作例を見せてくれました。
すまんな、ちっともわからん。
その日は疲労で眠いせいもあって、ちっともその良さが分からない。
カールツァイスと言えば、「その場の空気感を写す」「開放でもピントの合っている場所がキリッと写る」「浮き上がるような写真」「ボケがなめらか」「色乗りが綺麗」という評判をよく聞きます。
それを踏まえてもう一度上の写真見ても……うん、ちょっとよく分からない。
「ちょっと買い物ミスったかな」と本気で思いました。
しかし、薔薇を撮りに行ってみて、「ちょっとわからない」を覆す写真が撮れたので載っけたいと思います。
薔薇園で撮影してみる
みんな大好き富樫の薔薇園です。
既に先日からSプラナー60mmを持て余していた貝は、あんまり乗り気じゃない。(あと、薔薇は毎年撮ってるので飽きてきている。贅沢者)
とりあえず一枚撮ります。
F2.8、開放。薔薇の中心にピントがきていない、やりなおし。
F5.6ぐらいまで絞った。
これは少し露出を下げています。上げた写真も撮りましたが、ゆるふわな写真はたにしには向かないのか、上手く撮れませんでした。
「やっぱりこんなもんか、私の感性ではSプラナーやマクロプラナーは理解できないのかもしれない……」と思いました。
が。
あれ?
なんか前ボケがいい感じだな? 薔薇についている水滴も、いつもより綺麗に見える。
やっぱり、葉っぱのボケ方が綺麗なような気がする。
たぶん、今日一番の撮れ高。
中心に向け巻いている花びらの線が細く、それでいて前後の花びらがふんわりとぼけている。おそらく、これが「開放でもピントの合っている場所がキリッと写る」なんでしょう。
あれ? なんかSプラナー、めっちゃ良くね???
この辺りから、花撮りの血が騒ぎだす。
マクロだからってこともあると思いますが、こんなに水滴を綺麗に撮れると思いませんでした。
赤の薔薇は色を出すのに苦心します。
これは70Dのモニター上では薔薇の中心が完全につぶれて見えていたので、PCで見るばでは没写真扱いでした。実際のデータを見てみると色がとっても綺麗。
場所を移して、街中フォトウォーク
長町のほうでかわず氏の知り合いが写真展をやっているというので、行ってみることにしました。
道中、洋服を見たり、大和のプレイランドに行ってみたり。
今日はタムロンも持ってましたが、Sプラナー縛りとなりました。
今、記事を書いてて思ったんですが、たにしはあまり、スナップやポートレートが得意じゃないみたいですね。
見よう見まねで撮るのですが、なんかよく分からない。
一方で、花の写真は自己満足ですが撮れています。
やっぱりお花が好きだなぁ。
落ちている紅葉とか。
月とかも。
カールツァイスSプラナー60mmについては、結論は「いい買い物だった」となりました。
まだまだカールツァイスの良さを偶然性に頼ることでしか出せませんが、これからも仲良く撮っていきたいと思います。
ちょっと眠いので、自分が何を書きたいのかわからなくなりつつありますので、今日はこの辺で。
せっかくEFマウントにつけられるのですから、EOS Kissにベルビアいれて撮ってみたいですねぇ。