2021/02 135mm単焦点で見る世界、あるいは天神様の夢
たにしです。久しぶりにふらいんぐうぃっちを見て癒されていました。
静かで癒される、いいアニメです。思えば、ふらいんぐうぃっちは春からスタートするお話です。今頃の時期にぴったりですね。
さて。そろそろ雪割草のシーズンです。今年は17-70のマクロでその世界を見たいものですね。
その前に、2月に梅を見に行ったお話。
遊泉寺銅山に梅見をしに行った話
こちらでも少し触れていますが、石川県で梅の名所と言えば、
小松天満宮
そして、もう一か所、遊泉寺銅山跡です。
こちらは、春先に石切場跡に行こうとした(行けたわけでない)時に見つけた場所です。
何とですね。
ここにはしだれ梅がたくさんあるのですよ。
きっと見事だろうとかわず氏と話しており、ようやく梅のシーズンを迎えたわけです。
さあさあいざ梅の花を……!!
咲いてNEEEEEEEEEEE!!!!
自然相手なので、よくあることですね。
また、ここはバイオトイレがあるのですが、冬季期間11月末~3月上旬は閉鎖のようです。
せっかくの晴れ。せっかくの遊泉寺銅山跡。
ウォーキングしましょうということで、ゆるゆる歩いてみました。
さて。本日実践投入するレンズがございます。
PENTACON electric 2.8/135 MC
あの!! ボケマスターで有名な!! PENTACON135mmですよおおおおお!!! ヒュウヒュウドンドンパフパフパフー!!!
CANON EOS70D×PENTACON electric 2.8/135 MC
前回来た時は初夏の5月末。
今回はまだ新芽が出ていない状態でしたが、寒くはない気温と気持ちのいい日差しで実にいいウォーキングになりました。(虫もいないし)
たにし「前に比べたらだいぶ舗装されてるねぇ」
かわず氏「本気でテーマパークにしようとしてるよね」
前は砂利だった道にコンクリートが敷かれています。歩きやすいですが、砂利の方が趣があったな。(わがまま)
かわず氏「たにしたにし! これを撮るのだ! エモいぞ!!」
たにし「すごいな、もう日も高いのに雪も氷もあるぞ」
だいぶ歩きました。
最終行き止まりまでたどり着くのですが、その道中の史跡がまた赤レンガでして。ラピュタ? ラピュタなの???
戻ろうか、とした時にふと目に入ります。
それは頂上に続く道。
たにし「かわず氏、こっちの道も整備されてるぞ」
かわず氏「何だって???」
その道は、初夏に来た時は、あまりにも草が茂りすぎてて、虫嫌いのたにしには酷すぎた場所。(何ならムカデが死んでた)
しかし、今は足元が見える上に落葉しているため、頭上の心配もない。
行ってみるか!!
と、いきなり軽登山になったため写真は割愛。MFでは扱えなくなったので、ここでシグマ17-70へチェンジです。
なんだ……と?!
思ったよりも奧深いのですが、やはり山は気持ちがいいですね。
なんなら虫も熊もいないので、今の時期が一番歩きやすいかもしれません。
到着。
かわず氏が喜び勇んで鐘を鳴らしていました。
戻るか進むか、と悩み進むことに。
一転、杉林?を下り坂で降りていきます。たどり着いた先は、
水源地。先に水路もありました。
ゆるゆると歩きながら戻ります。
たにしとかわず氏はこの時点でご飯を食べていないので、ゲットしてきた見切り品のパン(※笑うところ)を食べることにします。
残念ながら、たにしがイートインできないため、こういった軽食をすることが多いのです。
たにし「ちょっとPENTACONで梅撮ってくる」
食事とは……?
小松天満宮へ梅見に行った話
さて、意外なところで遊泉寺銅山跡を堪能した後、まだまだ日は高いです。
ではこの後はどうしましょう???
たにし「小松天満宮へ行こう。今満開だ」
たにしはぬかりのない貝。みんな読むよ北國新聞をきちんとチェック済みです。
天満宮、というくらいなので、祭神は菅原道真公だとは思っていましたが、天災から加賀藩を守るための役割があったのですね。
あと天満宮には梅がつきもの。
道真公は梅を愛したといいます。道真公が左遷された時、その梅は道真公を追いかけて飛んで行ったとか。(飛梅)
もちろん、神使は牛です。
かわず氏「たにしなんでそんなに詳しいの?」
たにし「詳しくはないけど、オタクの必修科目だよ」
たにし、年季の入ったオタクだからね。ライトだけど。
この日は天気が良く、また満開との情報もあり、満員御礼。たにしが前に一人で来たときは分からなかったのですが、臨時駐車場もあります。
135mmでぶち抜く白山。
小松は白山が綺麗に見えますね。
CANON EOS 70D×Super Multi-Coated TAKUMAR 35mm F3.5
かわず氏「たにしCPLフィルター……」
たにし「持ってるぞ」
かわず氏「www」
CANON EOS70D×PENTACON electric 2.8/135 MC
境内の中は梅のほのかな香りがします。
梅は雪が残るなか、どの花よりも咲くことからおめでたいものの象徴とされます。(松竹梅とか)
かわず氏に「ゴーストは? フレアは??」と聞かれたのですが、たにしが購入前に試し撮りしたときにもうまく出ず……
えらい綺麗に写るなこのレンズ、という印象だったのですが。
かわず氏「ちょっと貸して」
たにし「あ」
こんな感じです。
コントラストががっつり出る印象のあるこのレンズ。梅みたいな小さいものを撮るのに疲れてきたので、
YASINONに変えて椿を撮り始めたり。
かわず氏「たにしたにし、ストロボ貸してあげる。撮ってごらん」
夢いっぱいやしませんか???
やりなおし。
ストロボは理屈が分かっていないので使いこなせません。今年の課題かな……?
余談
たにしとかわず氏が、遊泉寺銅山跡でパンをはみはみしていたころ……
ぶろろろろ……(唐突にやってくる軽トラック)
たにし「おや軽トラック」
かわず氏「作業でもしに来たのかな?」
たにし「だねぇ。でも今の道、ポールが立ってるから入れないねぇ」
かわず氏「そうだねぇ」
ぶろろろろ……(そのまま奧に進むトラック)
たにし&かわず氏「「???!?!!!!」」
車幅もたぶんこんな感じ。ポールはオレンジの〇のようにど真ん中に立ってたので、よけないと通れない。でもよける道幅もない。
ポールの上げ下げをした様子もないトラックは、どうやって奧の道に進んだのでしょう……?