かわずです。
かわずの乗っていた器の紹介をします。
◆第一の器(4輪ドリフトをキメたカムリ)
この車は学生時代に初めて親に通学用として買ってもらった車です。
1994年に発売されたモデルで、4WDセダンでした。CAMRYはカムリと呼びます。トヨタの中では中の上のクラスの高級車でした。カローラ以上クラウン以下クラス?
当時学生だった私は下宿することとなり通学で車が必要で急遽知り合いから25万円で譲ってもらいました。石川県の輪島にある学校に通学するためには4WDである必要がありタイミングよく譲ってもらったものの・・・
アームレストの小物入れに前の持ち主の免許証は入っているし、ハンドルやシートはタバコで焼けてしまったいる部分もありお世辞にも綺麗な車ではありませんでした。
それでも、初のマイカーとしてはとてもよい車でスピードも十分出るし何よりトヨタの高級車らしくフワフワ雲の上の感覚で乗り心地はとてもよかったことを覚えています。
ロードノイズも静かでエンジン音も室内には伝わりにくく静かながらいつの間にかスピードが出てしまっているような車でした。(危ない)
。。。
別れは突然やってきました。
当時、頭文字Dに夢中だったかわずは夜、峠道に繰り出すことに快感を覚えるようになっていました。オートマで4WDでサイドブレーキはフット式で何をやっているんだと思われますでしょうが"アノコロハワカカッタ"のです。
コーナリング中にサイドブレーキを踏み込みカウンターを当てる。知ったかぶりほど怖いものはありません。見事な4輪ドリフトの後にガードレールに側面衝突しました。
助手席側のドアは両方破損し、足回りも傷めたため走行はできましたがまっすぐ走らない状態になってしまいそのまま廃車となりました。
◆第二の器(仮暮らしのプログレ)
事故を起こしても学校には行かねばなりません。
父親が使っていたプログレをしばらく乗りました。その間に新しい器を探すのです。
プログレは小さな高級車というキャッチフレーズで販売されていました。
外装、内装ともにクラウンと同等クラスの仕上げがされています。
ウッドパネルは全て本物の木材を使用しているそうです。
この車両はFR駆動でエンジンはスープラと同系統の2JZエンジンを搭載しています。
まだ、頭文字Dの余韻がありましたが、父の器まで破壊してしまうと後がないため、安全運転につとめました。たしか3ヶ月くらい借りていた気がします。
◆第三の器(現在に至る器コペン)
満を持して購入したコペン
命とものを大事にせよという観点から、次の器は軽自動車に決まりました。
軽自動車は事故を起こすと死ぬ可能性が普通車よりも高いから安全運転をするだろうという親の考えでした。また、社会人になったら車両の金額を親に返すことを条件に好きな車を買ってもいいよということでした。ただし、現行車に限る。
頭文字Dへの憧れが捨てきれないかわず。できればシルビアとは軽自動車ならビートかカプチーノ、またはAZ-1がほしいと思っていました。
軽自動車の専門雑誌でもなぜかコペンはあまり特集されていませんでした。
平成のABCといえばマツダAZ-1、ホンダBEAT、スズキCappuccinoでした。
コペンはCから始まりますが2009年くらいはあまり知名度がなかったような気がします。中古車雑誌を読み漁り、コペンを知りました。
中古で探した結果、マツダのディーラで取り扱いがあり123万円で一括購入しました。
当時はガソリンスタンドでバイトをしていたため、お金はプラモデルかエアーガンか車に全て消えていました。いろいろな部品をつけましたがそれはまたの機会に投稿します。
後期Verとはなにか。よくあるじゃないですかアニメで主人公が乗っていた機体が後半で仕様が変わったりアップグレードされたりする感じのアレです。
19歳のときに出会い、32歳まで乗りました。輪島の学生時代、雪の日もバイトの日も友達を乗せて遊んだり、学校から帰る道で競争したり(危ない)
社会人になって名古屋で海岸線をドライブしたり・・・etc
いろんな思い出が詰まっています。
今は・・・父に売却し父が所有しています。2022年1月末にユーザー車検を通しました。(ほぼ一発合格でした)一度車検に落ちた理由はリアのナンバープレート灯が切れていたためでした。まだしばらくは近くにいてくれそうです。
◆第四の器(商用車を買うといったなアレは嘘だ。アクティブオフロードの神の器)
コペンはいろいろところが壊れてきておりあっちを直せばこっちが壊れるような状態でした。カメラマン的な仕事をしており、コペンでは機材も十分に積載できませんしいかなる状況下でもお客様の下にたどり着かねばなりません。そこで、JIMNYが候補としてあがりました。形はパジェロミニが好きでジムニーもJB23以外の角ばったモデルが好きだったりします。でも、早く買わないと仕事に支障をきたします。運よく職場の知り合いで使わなくなるジムニーがあるということでスペアタイヤ付きで55万円で譲っていただきました。
この車に乗り換えてからコペンでも林道に行ったりお湯を沸かしてラーメンやコーヒーを作ったりしていましたが、さらに拍車がかかったような気がします(間違いない)
後部座席がある新鮮さやシートが倒せるありがたさを感じています。
燃費がリッター8kmという極悪燃費を除けば全てにおいて満点の車です。
このクルマはパールホワイトとシャンパンゴールドのツートンカラーです。
・・・ん?
ツートン?見覚えが・・・・
初代器カムリ!!!お前か!!!
今度はぶつけたりしないからね。カムリの廃車は無駄にはしない!!
以上器遍歴でした。
1台一台のお話はまたいつか。
バイクと小型船舶のお話はまた今度。