たにしです。
一人きりの大部屋にお向かいさんができました。
話しやすそうな方で良かったです。
7/11、運命の造影剤検査です。
午後の検査のため、10時以降は水も飲めない絶飲食。
看護師さん「どうしてものどが渇いたらうがいをしてくださいね~」
動かないとはいえ、さすがにおなかがすきます。
一人ならまだしも、新しく来たお向かいさんには食事が出ます。
そんなん、においだけでおなかがすきます。
12時以降は少しでも空腹を紛らわせるために布団に入って寝てました。
14時に検査に呼ばれました。
外来が終わらないと入院の患者はなかなか検査をうけられないらしいです。
たにし「あの、歩けるんですけど……」
看護師さん「安静度が病棟内なので車椅子ね」
たにし「ハイ」
車椅子で運ばれていきました。
造影剤の検査は入院の日以来。
造影剤を腕に流し込まれたら体が熱くなると説明を受けてました。
しかしそれ以上に、右から左に滲んでいくように、有機溶媒舐めてるような味がしました。それを伝えたら、技師さんや看護師さんが笑ってました。
技師さん「今日は味を感じる余裕があったね、前回ひどかったもんね」
ほんとそーですね。(前回は痛み止めで朦朧としていた)
検査終了後はシャワーをいただきました。
あとは遅めのお昼ごはん。(いつでも食べられるようにパンと牛乳と野菜ジュースの既製品)
そうこうしてるうちにリハビリの時間になりました。
相部屋になったため、廊下でガチスクワットをしていると、主治医の先生が来ました。
主治医「本格的な筋トレだねぇ。検査の結果、血栓だいぶん小さくなってるし、明日退院しませんか?」
早!
しかし問題がありまして。
帰るための服がなーい!!(笑)
入院時、ぺりっと服を全部ひん剥かれまして、着ていた洋服は全部、家族に渡されました。しかも、仕事場から直接来たもんだから、ユニフォーム。
入院中の寝巻きとタオルはレンタルだったので、靴しかない状態。
退院の話をお向かいさんとしていると、
お向かいさん「まだいいわよぉ。私なんて、夜寝巻きのまま、靴も履かずに搬送されて。靴もなかったのwww」
上には上がいましたwww
お向かいさん「衣替えもまだしてなかったし、半そでがないかもしれんわwww」
ちなみに夕方、お向かいさんのご家族がリハビリ用に靴をもってこられてて、「帰りの靴はこれ履いていけばいいわね」と言ってました。
退院が決まり、服の手配をして優雅に夕食を食べた後のこと。
たにし「? なんか、寒いに」
ぞわっとした寒気を覚えました。こっそりエアコンの強さを確かめたところ、中。
お向かいさんがいるためエアコンは触れません。パーカーを着込んでみますが、だんだん関節も痛くなりました。呼吸をすると、全身が、しみるように痛い。
コロナ以降、たまーにそんなこともあるので、やだなあと思いつつ、早めに布団に入りました。
で。22時。
どこかの病室から「お父さーん!! 助けてぇー!!」という叫び声が聞こえてきたころ。
たにし(あ、これは、やばい)
呼吸すると、のどを抜ける息が熱い。
これはわかる。熱がある。
置いてあった体温計を持ってトイレに。こっそりと検温すると、38.8℃。
うそやろー!!
この熱はもしかしたら何かある熱なのか?? 退院させてもらえるのか???
黙っているか、正直に言うか。(おかしいと思いますが、この辺がたにしの頭のおかしいところです。変な方に逃げる考え方)
結論から言うと正直に言いました。
熱が高すぎて寝られない苦痛と、この熱じゃあ下がらないだろうという予測、何より変な感染症引き寄せてたら職場復帰できないため。
アイスノンと解熱剤もらいましたが、寝られたのは2時以降でした。